こんにちは!
普段ジーンズ専門店で働いている若者と申します。
最近は古着の流行もあり、服好きな人はセレクトショップだけでなく、古着屋さんにも行く機会も増えたのではないでしょうか?
大抵どの古着屋さんに行ってもジーンズってたくさん置いてありますよね。
その中で私が初めの一本にオススメするのはリーバイスのジーンズです!
今回は、
といった質問に答えていこうと思います。
この記事を見終われば古着屋さんでリーバイスのジーンズを探すのが楽しくなりますよ!
では、いきます!
最初に買うべきオススメジーンズがリーバイスな理由!
リーバイス、一度は名前を聞いたことがあると思います。
リーバイスの良さは何といってもそのブランド力とアメリカ的な無骨さです。
リーバイスというブランド力
ブランド力と言うとあまり聞こえが良くないかもしれませんが、実は今のジーンズの形を最初に作ったのはリーバイス社なんです。
世界的にもジーンズと言えばリーバイスであり、日本でも数々のブランドがリーバイスのジーンズをベースに商品を出しています。
(リーバイス等の希少なヴィンテージをそっくり再現した商品を作っているレプリカブランドというジャンルまでもあります。)
リーバイスはまさにジーンズ履きの憧れであり、キングオブジーンズのブランドなのです!!
アメリカを感じさせる無骨なオーラ
リーバイスのジーンズはアメリカのサンフランシスコで生まれました。
当時は炭鉱などで働く人の労働着だったのですが、のちにハリウッドスターやミュージシャンが履くようになり、世界的な定番アイテムとなりました。
そんなアメリカ育ちのリーバイス、履くだけでオーラが抜群なんです!
これは自分が持っている1970年代に作られたリーバイスの505というモデルです。
どうでしょう?
この無骨でラフな感じが堪らないですよね。
履くだけでアメリカのナイスガイになった気分を味わえます笑
リーバイスのジーンズはデニムという生地の特性上、全く同じ商品でも一本一本表情が違うので、一点物を選べるという古着ならではの楽しみ方も出来ます。
上のリーバイスなんかもまさしくこの世に一本の味が出てますよね!
では、ここから更にリーバイスの中でもどれを選べばいいの?といった疑問にお答えすべく、選ぶべきモデル、見るべきポイントを解説していきます!
選ぶべきモデルは?
リーバイスの商品にはそれぞれ品番が存在します。
品番によってシルエットやディテールが違います。
501、505、502、517、646、606・・・
もっと沢山あるのですが、ここではそれぞれの特徴は割愛します。
なぜなら、一本目に買うに相応しいモデルは圧倒的に501だからです。
501はリーバイスの中でも最も歴史が長く、ブランドの代表的なモデルです。
シルエットはクセのない誰にでも似合う万能なストレート。
お尻の右側のパッチにロットナンバーが書かれています。
こちらは501XXのバレンシア工場製の復刻物です。
古着ではこのパッチが欠損していることがありますが、その際はフロントの股部分を見てください。501はジッパーでの開閉(ジッパーフライ)ではなく、ボタンによる開閉(ボタンフライ)になります。
このボタンフライ、一見面倒臭そうに思えますが、ジッパーだと壊れたら閉められないですが、ボタンだと一個ボタンが壊れても閉められるという機能面でも優れているんです。とてもアメリカ的な機能美を感じます。
(実は501は生地の都合上ジッパーフライだとある不具合が生じるため、ボタンフライになっているという理由もあります。これはまた別の記事で解説します。)
年代によって同じ501でもシルエットもディテールもかなり異なりますが(これが僕らマニアは堪らなく心をくすぐられるんです笑)、まずは見つけた501に足を通してみてほしいです。ジーンズの最高峰、501。穿けばわかります。キングオブジーンズです!
MADE IN USAかを確認!
次に気をつけたいのが生産国!
先述した通り、リーバイスのカッコ良さはアメリカ的な無骨さが魅力です。
どうせならアメリカ製のリーバイスを履いていただきたいです!
※ちなみにリーバイスは2003年に一度アメリカの工場を閉鎖しています。
その後は主にアジア系の国での生産になります。
ではどこを見ればアメリカ製かを判断できるかを2つ紹介していきます。
内タグを見る
ジーンズの裏側の内タグにMADE IN USAの文字があればアメリカ製確定です。
当たり前ですね。
※このタイプのタグでないものもあります。
しかし、このタグが取れてしまってない場合があります。
そんな時は次の方法。
フロントのトップボタン裏を見る
これはリーバイスのジーンズを選ぶときに必ず見て欲しい箇所です。
フロントのトップボタン裏に数字もしくはアルファベットが書いてあると思います。
(何も書かれていないものや複数の点々が書かれているものも存在します。)
これは一般に工場番号と呼ばれており、どこの工場で作られたかを知る手掛かりになります。
古着屋さんで1万円以下で探すなら、狙うのは5から始まる3桁の数字が書かれた物です。
例えば527、555、575、515、、などです。
このように5から始まる3桁の数字ならばアメリカ製が確定です。
わかりにくいですが、575と書かれています。
こちらは555と書かれています。
555はバレンシア工場製のもので、良い色落ちのものが多いです。
この方法、服を選ぶとき普通の人はまず見ない箇所ですが、知っているとつい楽しくなって見ちゃうんですよね笑
自分はこの工場番号の存在を知ってから何本も古着屋で番号チェックしてました。(完全に不審者)
以上、今回は初心者の方でもすぐに実践できる僕のオススメする初めての古着リーバイス選びでした!
まとめ
- 最初の一本はリーバイスの501がオススメ!
- どうせ買うならMADE IN USAの物を見つけよう!
- リーバイスを買うときはトップボタン裏をチェックすべし!
とりあえず上記の条件のリーバイスを選んで頂けたらまず間違いはありません!
あとはその中からサイズ感や状態をみて自分がビビッとくる物を選んでください。
素敵な一本に出会えることを願っています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは!
コメント