こんにちは!
シフクのアメカジの若者と申します。
最近、古着界で人気が高まっているUS NAVYのサービスシューズをご存知でしょうか?
僕も前々から一足欲しいなぁ、と思っていたのですが、最近のあまりの人気の急増で「早めに買っておこう!」と思い、古着屋にて購入しました!
今回はUS NAVYのサービスシューズが気になっている方に向けて、
- そもそもサービスシューズって何?
- 年代判別方法は?
- どこで買える?
などと言った疑問に答えていこうと思います!
ではいきます!
今回手に入れたのはこちら!
US NAVY(アメリカ海軍)のサービスシューズで、1980年代のものになります。
どうでしょうか?
めちゃくちゃカッコ良くないでしょうか!?
僕はカジュアルに合わせることが多いので、靴紐をオリジナルのものからオリーブの平紐に変更しています。
サービスシューズらしくミリタリー感が出るのでかなり気に入っています。
ちなみにこの靴紐は楽天で800円ほどで購入しました。
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ではまず「サービスシューズってそもそも何?」というお話から参ります。
US NAVY サービスシューズとは?
サービスシューズとは、もともと軍から式典用に支給(サービス)される靴を指します。
その中でも最近特に人気なのが、US NAVY(アメリカ海軍)のサービスシューズです。
US NAVYのサービスシューズは1940年代から1990年代まで約50年もの間支給され続けました。
50年もの間で世の中のファッションは大きく変化してきました。
しかしUS NAVYのサービスシューズは細かな仕様の変化はありますが、基本的な形はほとんど変わっていないことから、靴としての完成度の高さが伺えます。
現代でもカジュアルからフォーマルまで様々な場面で使える上に、何よりも「軍物である」という男心をくすぐる魅力を持つ靴です。
細かなディティール
では次に細かなディティールを見ていきましょう。
ガラスレザー
まずはなんと言ってもこの革。
光沢のあるガラスレザーを使用しています。
ガラスレザーとは、表面に樹脂がコーティングされたレザーのことで、光沢のある滑らかな見た目が特徴です。
また雨にも強く、傷もつきにくいので、見た目の割に気兼ねなく履くことができます。
雨の日なんかは本当に活躍してくれます。
クセの無いフォルム
細くもなく太くもない、本当にシルエットが絶妙なんです。
なのでどんな方にもバチッとハマると思います。
「この靴をみてカッコ悪いと思う人はいないのでは?」とすら思います。笑
プレーントゥ
つま先は装飾が何も無いプレーントゥタイプ。
プレーントゥは最大限にシンプルな印象を持っているので、どんなファッションにもマッチします。
この「汎用性の高さ」こそがUS NAVYのサービスシューズの最大の魅力ではないでしょうか?
実はこの「汎用性の高さ」の秘密は、つま先以外にもあるのです。
外羽根
「外羽根」はカジュアルな靴、「内羽根」はフォーマルな靴とされています。
US NAVYのサービスシューズは「外羽根」となっています。
内羽根・外羽根の違いは足の甲の作りです。
冠婚葬祭に外羽根の靴は向かないとされていますが、外羽根でもプレーントゥのものはOKとされています。
なのでUS NAVYのサービスシューズは冠婚葬祭も行けます。
そういった面でもUS NAVYのサービスシューズは様々な場面で使えます。
ソール
ソールの仕様は製造年やコントラクター(納入会社)によって異なってきます。
ソールの違いは大きく「レザーソール」か「ラバーソール」かに分かれます。
僕が購入した物は「ラバーソール」を使用しています。
ヒールはBILTRITE社製のものみたいです。
ソールの仕様の違いについてはこの後お話します。
年代判別
US NAVYのサービスシューズは、約50年の製造期間に少しずつ細かなディティールを変えてアップデートされました。
そしてそのディティールの違いからある程度の年代判別をすることができます。
ソール
まず一番簡単に判別できるのがソールの仕様。
僕が購入した物のようなラバーソールのものは80年代以降にものになります。
逆にレザーソールのものは70年代以前のものとなります。
実物画像が無くてすいません!
どちらを探すかは、好みで分かれるポイントだと思います。
もしどっちが良いか迷う方は、個人的には80年代以降のラバーソールのものがオススメです。
レザーソールには雰囲気や足音(コツコツと心地良い音がなります。)が良いと言う、他には無い良さがありますが、なにせ普段使いには向きません。
雨の日はめちゃくちゃ滑る上に、耐久性も無く手入れも大変です。
気兼ねなく履きたい方は80年代以降のラバーソールの物を探すのをオススメします。
80年代以降のものは比較的球数も残っているので探しやすいというメリットもあります!
アイレットの数
アイレット(靴紐を通す穴)の数で年代が判別できます。
アイレットが6個は40〜50年代のものになります。
アイレットが5個は60年代以降のものになります。
ただし40〜50年代でもアイレットが5個のものも存在しているようです。
なのでアイレットが6個あれば40〜50年代確定と思って大丈夫でしょう。
アイレット下のステッチ
60年代までのものには、上の画像の箇所にステッチが入ります。
実物画像が無くてすいません!
70年代以降になるとこのステッチは無くなります。
踵の作り
出回っているサービスシューズのほとんどは、上の画像と同じような作りのものになっています。
しかし、サービスシューズが製造され始めた40年代のものはT字の革が貼られている作りになります。
実物画像が無(ry
T字の踵のものは滅多に出てこない希少性の高い物です。
年代判別早見表
上記のディティールの違いを表にまとめるとこうなります。
過渡期のものや例外の個体もあるので、参考程度にお考え頂ければと思います。
どこで売ってる?
US NAVYのサービスシューズは1990年代に生産が終わっているので、現在「ここで手に入る!」という特定のお店はありません。
しかし古着界ではかなり定番の靴なので、ヴィンテージ物を取り扱う古着屋さんではまだまだ目にすることは多いです。
その中でもオススメする80年代以降のものは、まだまだサイズや状態を選べると思います。
是非狙ってみてはいかがでしょうか!
終わりに
今回はUS NAVYのサービスシューズについてでした!
年々確実に球数は減っていますが、まだ手に入れるチャンスは十分にあります。
一足持っておくと超便利なので本当にオススメです。
サイズや仕様、状態などを選べるうちに買ってみてはいかがでしょうか!
それでは!
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