こんにちは!
毎日デニム生活!若者と申します!
皆さん、古着屋パンダさんというYouTuberをご存知ですか?
古着屋パンダさんの年末の企画でこんな企画がありました。
「第二回古着屋パンダデニム大賞」
視聴者が自慢のデニムの写真を応募してその中からパンダさんが特に気に入ったものを厳選して紹介するといった企画です。
我らデニム好きには最高の企画ですよね!
私も「一昨年から育てているアレを応募してみよう!!」と思い、
今回、僕も応募させてもらいました!
そしたら、、、私、なんと、、
古着屋パンダ賞に選ばれてしまいました!!!
古着屋パンダさんありがとうございます!!
↓こちらからご覧いただけます。
正直、皆さんのスペシャルヴィンテージやカッコいい色落ちのデニムが素晴らしすぎて、まさか自分が選ばれるなんて思ってもいませんでした!
私も皆さんのデニムをじっくり楽しませてもらいました笑!
今回は、その古着屋パンダ賞に選ばれた私の
「JELADO 44デニムジャケット」
について余す所なく書いていこうと思います!
ではまいります!
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古着屋パンダ賞受賞のJELADO 44デニムジャケット
こちらが今回私が応募させてもらったJELADO 44デニムジャケットです。
「JELADO」はカジュアルウェアという概念がない時代の「機能服」として完成されていた洋服を現代のファッションに取り入れたURBAN VINTAGE STYLEがコンセプトのブランドです。
そんなJELADOが本気でLevi’sの1944年製のファーストタイプのジャケットをベースにして作ったのがこちらのジャケットになります。
第二次世界大戦真っただ中に生産されたこのモデルは「大戦モデル」と呼ばれ、当時の物資統制の影響がいたるところに見られます。
そんな通好みの大戦ジャケット。
詳しく見ていきます。
ディティールを詳しく解説
生地
7×6番手の14ozの大戦時期ならではの厚みを再現しています。
経糸にメンフィスコットン、緯糸にジンバブエコットンを使用しているので、荒々しい色落ちと着心地の良さを両立した生地です。
また、糸の打ち込み本数を経66本×緯44本にすることで馴染みがよく、柔らかな着心地に仕上げています。
ステッチ
ステッチは大戦時期に見られるバナナイエローのオールイエローステッチ。
もちろん綿糸なので、着用を重ねることで生地との色馴染みが良くなっていきます。
個人的にオールイエローステッチが大好きなので、この時点で僕の心は奪われました。。
ボタンとリベット
ボタンはもちろん月桂樹ボタンを使用。
新品時からサビ加工が施されています。
色が落ちてくると全体の雰囲気と馴染んでかっこいいです。
フロントボタンは通常より1つ少ない4つボタン。
大戦モデルの代表的なディティールですね。
また、腕のカフスが通常と逆周りになっています。
これはファーストモデルのジージャンに見られる仕様です。
リベットは全て両面刻印なしのものを使用しています。
大戦モデルならではです。
Tバック仕様
うしろ身ごろを見て見ると、真ん中で2枚の生地をつなぎ合わせています。
通称「Tバック」と呼ばれるこのディティールは、当時46インチ以上のサイズに採用されていました。
当時の旧式力織機によって織られる生地の面積の関係上、大きいサイズはうしろ身ごろを1枚で作ることが出来なかったようです。
このTバック、その希少性からヴィンテージマニアからの人気が高く、Tバック仕様の個体は一気に値段が跳ね上がるそうです。
しかし、この44デニムジャケットは、Tバックを全てのサイズに取り入れているんです!
どんな体型の方でも憧れのTバックを背負って街を歩けますよ笑!
ちなみに私は40インチを選びました。
その他の大戦仕様
他にも大戦仕様ならではのディティールを見ていきます。
ポケットはフラップ無しの片ポケット。
このフラップなしのポケット、地味に便利なんですよね。
ペンやハンカチを手軽に入れておけます。
ちなみに大戦モデルではない通常のファーストモデルにはフラップが付きます。
また、赤タブはレーヨン製の刺繍文字が片側だけに入る通称「片面タブ」。
1953年辺りまでにみられるディティールです。(その後は両面刺繍になります。)
ファーストモデルなので、後ろにウエスト調整のシンチバックが付きます。
(セカンドモデルになると、左右両サイドのアジャスターによる調整となります。)
金具にはファースト初期に見られる針タイプのものを使用。
百合バックルではなくギザギザ模様のものです。
僕は構わず針を刺しています。
前立ての裏側には赤耳(セルビッチ)が使われております。
セカンドタイプの途中までに見られる仕様です。
襟はけっこう小ぶりなサイズです。
綺麗な形です。
革パッチはこんな感じ。
プリントがかすれて見えにくくなっていますが、ジーパンがパラシュートをつけて飛んでいるイラストが描かれています。
ポップで可愛らしいデザインです。
色落ちについて
新品時はこんな感じでした。
約4ヶ月ではこんな感じ。
現在
撮影環境が変わってしまったので、色味の比較が難しいですが、かなり色落ちしてくれたと思います!
特に腕のハチノスがしっかり出てくれました!
右腕
左腕
ポケットには常にリップクリームを二本入れていたので、そのアタリもしっかり出ました笑
二本針ステッチのウネウネもいい感じです。
ウエストベルト部分も雰囲気あります。
着用頻度や洗濯回数
こちらは2019年9月から現在2021年1月まで着用しています。
夏場は暑くて着れなかったので、実質約1年間の着用です。
秋冬のシーズンは週5〜6日ほど。
仕事の時も着用し、真冬はインナーとしても着ていました。
洗濯は計3回のみ。
初めの半年はシワを定着させるため洗わずに、その後、気が向いた時に2回だけ洗濯しました。
洗濯は裏返して家庭用洗濯機を使用し、自然乾燥です。
洗剤は桃太郎ジーンズのジーンズ用洗剤を使用しました。
同じ洗剤を使っても同じような色落ちになるとは限らないですが、インディゴの色を残したまま汚れがしっかり落ちる気がするのでおすすめです。
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個人的には1年でかなり色が落ちてくれた方だと思います。
あまりにも毎日経年変化が実感できたので、着ていてもとても楽しかったです。
44デニムを使ったコーデ
実際に44デニムジャケットを取り入れたコーデをご紹介します。
ちなみに私は171cm62kg。
44デニムジャケットのサイズは40インチです。
王道のデニムオンデニム
個人的に1番好きな着方です!
主役にこの44デニムジャケットを持ってくることで、そのかっこよさを思いっきり楽しめます。
シンプルに中に白Tシャツだけとかもかっこいいと思います!
ちなみに44デニムジャケットとセットアップとなるパンツもあります。
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クラシックに!
40年代のデニムジャケットがベースということで、少しクラシックな雰囲気でまとめました。
やっぱり合います。
ちなみに40インチだと、中にベストを着れるサイズ感です。
Tバック仕様ということもあり、少しオーバーサイズな着方もすごくおすすめです!
冬場はインナーにも◎
真冬におすすめなのがインナーに使う方法。
アウターとジージャンが擦れるので色落ちがかなり進みます!
ここまで早く育ってくれたのも、この着方をしていたおかげかなと思います。
とはいえ色落ち云々よりも、ジージャンをレイヤードスタイルに持ってくると、とても雰囲気が出るので是非チャレンジしてみてください!
ご覧の通り、この44デニムジャケット、アイテム単体でのかっこよさはもちろん、コーデの主役にもインナーにも使えるので、本当に万能だと思います。
古着屋パンダさんも欲しがっていましたね笑
是非手に入れて育ててみて欲しい一着です!!
終わりに
今回はJELADO 44デニムジャケットについて書かせていただきました。
このジャケットの魅力が少しでもお伝えできましたら幸いです!
そして今回、古着屋パンダ賞に選んでいただいた古着屋パンダさん!
本当にありがとうございました!!
古着屋パンダさんの他の動画もとても面白いのでよかったら見てみてください!
今回はここまでです。
ありがとうございました!
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