こんにちは!
ジーンズ大好きな若者と申します。
「FULLCOUNTのXXとSRって何が違うの???」
FULLCOUNTのジーンズを購入するとき、無印のもの・XXタイプのもの・SRタイプのものの3つがあって悩みますよね。
今回はそんなお悩みの方に、
私が最近購入したFULLCOUNTのXXタイプのものとSRタイプのものをそれぞれレビューしていき、生地感の違いやシルエット、細かなディティールの違いも比較していきます。
「FULLCOUNTのSR生地とXX生地について気になっている方」や「FULLCOUNTのジーンズのシルエットやディティールについて知りたい方」に参考になる内容となっております。
ではいきます!!
私が購入したものはこちら!
1101XXと1109SR
私ごとですが、新年を機にジーンズを新調しようと、こちらのFULLCOUNTのジーンズを2本購入しました。
生地は以前から気になっていたSR生地とXX生地を一本ずつ選びました。
シルエットはとても迷ったのですが、
XXタイプは「ヴィンテージのような自然な色落ち」
SRタイプは「バキバキの色落ち」
を目指したかったので、最終的にこの太めの1101XXと1番細身の1109SRに決定しました。
早速それぞれ詳しく見ていきます!
1101XX
ヘビーオンスのXXタイプの生地。
「ジーパンといえばやっぱりこの生地感でしょ!!」
そんな感じの生地です。
生地は経緯6×6番手の特濃インディゴに染められた糸によって織られているので、しっかりとした生地感で、濃淡のハッキリした色落ちが期待できます。
また、FULLCOUNTといえばお馴染みのジンバブエコットンを使用していますので、柔らかく馴染みやすい穿き心地です。
15.5ozのヘビーな生地感は「いいジーンズを穿いている!」と実感できます!
ちなみにこちらの青いフラッシャーには和紙が使用されており、メイドインジャパンの誇りが感じられます!
シルエットはFULLCOUNTの代表的な定番ストレートです。
腰回りのバックシルエットがとても美しく、「昔ながらの憧れのジーンズ」といった形です。
僅かにテーパードしているので、スタイルを選ばない合わせやすい一本です。
こちらのモデルは、モデルチェンジ前の「MIDDLE STRAIGHT」にあたり、以前よりもシルエットが太めになり、股上も深くなっています。
ヘビーオンスで太めのシルエットなので、フロントに大きなヒゲがバキッと出てくれることに期待です!!
1109SR
こちらは去年発売されたSR(Super Rough)生地です。
「思ったよりもザラ感強い!!」
最初の感想はこれでした。
個人的には嬉しい誤算です!
こちらのSR生地は経緯5×5番手のスラブ糸を使用し、旧式力織機により弱テンションでゆっくりと織られています。
スラブ糸とは、糸の太さをあえて不均一にしている糸をいいます。
そのため、ザラ感の強い荒々しい生地に仕上がっております。
生地のいたる所に凹凸があるので、色が激しく点落ちしていき、迫力満点の色落ちが期待できます。
オンスは15.5ozとXXタイプと同じですが、触った感じXXタイプよりも分厚く感じます。これもスラブ糸の影響ですかね?
シルエットはFULLCOUNTの中でも1番細身のスリムシルエット。
結構細いです!
膝裏もピタピタな感じです。
モデルチェンジ前の「NARROW STRAIGHT」よりも裾がさらに細く、正直好き嫌いが分かれる形かと思います。
僕は大好きなシルエットです!!
こちらはSR生地の激しい色落ちをとことん楽しむため、1番細身のシルエットを選ばせてもらいました。
ヒザ裏のハチノスがとフロントの細かいヒゲがハッキリ出てくれそうな予感がします!
両者の比較
こちらの2本、同じフルカウントのジーンズでも、方向性は全く違うと感じました。
詳しく比較していきます!
生地感の違い
左:1101XX 右:1109SR
やはりSR生地の方が目が荒くザラザラしているのがわかると思います。
XX生地も一般的にみれば、ヘビーな生地なんですけどね。。
色味はSR生地よりもXX生地の方が濃く、より黒に近いと感じます。
SR生地は商品説明に「特濃インディゴ」の記載がないので、割と無印の生地に色味は似ていると思います。
私の経験則ですが、SRの方が色落ちが早く激しく出てくれそうです。
また個人的にXXは桃太郎ジーンズの生地に似ていると感じました。
(特濃インディゴでジンバブエコットン使用しているので、当たり前といえば当たり前ですね。)
また、アウトシームのセルビッチも違います。
上:1101XX 右:1109SR
XX生地は薄いピンク色のセルビッチになっています。
SR生地はザ・赤耳といったセルビッチですね。
個人的には一目で赤耳とわかるSR生地の方が好みです。
各ディディールの違い
左:1101XX 右:1109SR
アウトシームのステッチが1101XXの方が長く伸びています。
この長いステッチはLevi’sの501XXの40年代あたりに見られるディティールですね。
更に1101XXの方はイエローステッチを多く使用しています。
このイエローステッチは他のXX生地のモデルでも1101XXだけの仕様みたいですね。
一方1109SRはオレンジステッチが多く使われています。
このことから、おそらくFULLCOUNTの中で1101XXだけあえて40年代(大戦直後?)辺りの501XXに更に寄せて作られていると思います。
また、裾のチェーンステッチの上糸下糸の使われ方が逆になっています。
上:1101XX 右:1109SR
ロールアップした際、1101XXはイエローステッチ、1109SRはオレンジステッチが見えるようになっています。
全体のステッチの色味を統一するにはロールアップした方が良さそうです。
更にリベットも違います。
1101XX
キレイな銅製リベットです。
1109SR
こちらはくすんだような加工がされています。
隠しリベットはXXはもちろん、SRにもつきます。
左:1101XX 右:1109SR
ベルトループのカンヌキもやはり1101XXはイエロー、1109SRはオレンジです。
上:1101XX 下:1109SR
革パッチは同じものを使われています。
1101XX
1109SR
どちらもワンウォッシュ時に大きく縮んでいます。
かっこいい!!
色々なディティールの違いを見ていると、FULLCOUNTの一本一本に対するこだわりが感じますね。
縫製からパーツ類まで、一切妥協のない作りには感激です。。
まとめ
・SRタイプは想像よりもザラ感の強い色落ちマニア好みの生地!
・1101XXのみイエローステッチ多めの40年代仕様
・FULLCOUNT最高!!
今回はFULLCOUNTの1101XXと1109SRの比較をしました!
FULLCOUNTのジーンズの購入の参考になれば幸いです。
今後、この2本の色落ちの進捗があったらまた報告させてもらいます!
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!
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