【Tシャツの理想形】FULLCOUNTの定番Tシャツがすごかった!

アメカジ

ついに理想のTシャツと出会ってしまいました。

「シフクのアメカジ」の若者と申します。

このブログはアメカジ好きの方に向けて、もっとアメカジが好きになるような情報を発信しています。

最近少し暖かくなってきましたね!

着る服も徐々に冬物から春物に移り変わる時期に入ったと思います。

僕も春物用にロンTを探していたところ、僕の理想とも言えるTシャツに出会ってしまいました。

それがこちら!

FULLCOUNT 5222LH

こちらのTシャツ、以前から気になっていたのですが、買ってみると「これ以上のTシャツがあるのか?」と思うほどクオリティーの高いTシャツでした。

今回はそんなフルカウントのTシャツについてレビューしていきます。

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FULLCOUNT 5222LHを徹底レビュー

FULLCOUNTのTシャツには種類がいくつかあるのですが、僕が購入したのは5222LHという長袖のヘンリーネックタイプのもの。
色はEcru(エクリュ)を選びました。

このTシャツの良さは実際に手に取ってもらわないと、どうしても100%伝わらないところがあるかと思います。

しかし、実際に買ってみるとアメカジ好きなら納得の出来るディティールがとにかく満載でした!

このTシャツに詰まったこだわりと魅力が出来るだけ伝わる様に解説していきます!

圧倒的な生地感

まずはTシャツの命と言ってもいい生地感。

生地感に関しては文句なしの120点満点です!

素材はコットン100%のヘビーウェイト生地。

しっかりした厚みにも関わらず、触ると表面がツルツルしています。

正直この生地感だけで購入を決意しました。笑

着込むほどに肌に馴染んでいくそうなので、これからの経年変化にも期待です。

フラットシームによる縫製

フラットシームとは、4本以上の針を搭載する特殊なミシンを使って生地を縫い合わせる縫製です。

特徴は縫い合わせた生地と生地が平ら(フラット)な縫い目(シーム)になるため、ごろつきがほとんど無いことです。

こちらが一般的な袖の縫い合わせ。

そしてこちらが5222LHのフラットシーム。

違いは一目瞭然です。

フラットシームは一般的な2本針や3本針のミシンと比べて、手間がかかる上に技術も必要なため、安価なスウェットではほとんど見ることの無い縫製方法です。

着心地を大きく左右する袖の縫い付け部分は見逃せないポイントです。

ちなみにフラットシームを初めて開発したのはどこの会社かご存知ですか?

実はアメカジ好きの方はご存知のユニオンスペシャル社なんです。
当時からユニオンスペシャル社のミシンは、ジーンズに限らず様々な衣料を手掛けてきたんですね。

アメカジ好きな方は、こういったステッチ一本のこだわりに惹かれますよね。

丸銅ボディー

一般的なTシャツは、前身頃と後身頃で別生地を使ってサイドで縫い合わせるのですが、FULLCOUNTのTシャツはぐるっと一周縫い目のない筒状のボディーになっています。

一般的なTシャツのボディー

5222LHの丸銅ボディー

このどこにも縫い目のないボディーは吊り編み機を使っている証です。

吊り編み機は生産効率はとても悪いですが、ゆっくりと時間をかけて編まれるため、生地自体がふんわりした質感に仕上がります。

縫い目も無く肌触りも良い仕上がりになるので、まさにTシャツに最適な製法です。

この吊り編み機による丸銅ボディーは、ヴィンテージのTシャツによく見られます。
しかし現在の大量生産の時代では、前と後ろを縫い合わせる方が遥かに効率が良いため、吊り編みTシャツ自体なかなか見かけません。

丸銅ボディーを採用すると、サイズごとの吊り編み機を使用しないといけないですしね。

そんな今では超面倒臭い製法ですが、FULLCOUNTのTシャツの生地はしっかりその製法で作られています。

ちなみにサイドの裾にはスリッドが入っており、重ね着しやすいデザインになっています。

裏の処理はこんな感じ。

丸銅ボディーにあえてスリッドを入れるという手間のかけっぷり。

だんだん欲しくなってくるでしょ?笑

まだまだ特徴ありますよ!

襟、袖、裾のバインダー仕上げ

ヴィンテージのTシャツの襟によく見られるバイアス地のバインダー仕上げを、なんと襟以外にも袖と裾にも採用しています。

バイアス地とは、生地を斜め方向に切ったきれのことです。
バイアス地を使用することで生地のヨレを抑えることができ、強度が増します。

バインダー仕上げとは、ボディーの生地を別の生地で挟み込んで縫製する襟の処理の仕方です。
襟が伸びにくく強度の高い処理方法です。

つまり、強度の高い二つの方法を取り入れた処理を襟、袖、裾すべてに採用しているんです。

なんと5年はヘタれずに着れるそうです。

両腕のリブ

脇下から袖にかけて大胆にリブが使われています。

正直こんな特殊なリブの使い方のTシャツは見たことがありませんでした!
ある意味このTシャツ一番の特徴かもしれません。

とは言え、まだ着用を重ねていないので、現段階ではこのリブのメリットは感じれておりませんが。笑

ヘンリーネック仕様

首元はヘンリーネック仕様になっています。
パイピングの処理がとても丁寧です。
裏地にはツイルの別生地を使っており、強度的にも申し分ないです。

ポロシャツとクルーネックの中間的なヘンリーネックは、クラシックな印象があり一枚でも様になります。

ところでヘンリーネックの「ヘンリー」って何でしょう?

「ヘンリー」とは元々イギリスの地名で、この地では毎年7月にボートレースが行われていました。
そのボートレースは「ロイヤルヘンリーレガッタ」と呼ばれ、その選手のユニフォームに採用されたのがこの襟の形状なんです。

ポロシャツと同じようにヘンリーネックもスポーツ発祥のディティールなんです。

値段

こんなにもこだわりの詰まったこのTシャツ、気になるのはお値段。

お値段は、9300円+TAXです。

決して安くはないですが、着心地の良さと長く着れることを考えるとそこまで高くないと思います。

ちなみにクルーネックタイプのものや、半袖タイプのものもあります。
そちらの方が少し値段が安いので、気になった方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょう?

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終わりに

今回はFULLCOUNTのTシャツ5222LHについてでした。

ディティールを振り返ってみると正に、
アメカジ好きが気にする「良いTシャツの条件」を全て満たしているTシャツだと思いました!

少々値段はしますが、間違いのないクオリティーのTシャツをお探しの方には超オススメできる一着でした!

このブログは、アメカジ好きの皆さんに楽しんでもらえるような情報をお届けしています!

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは!

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【FULLCOUNT】SR生地とXX生地の違い!
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